今回は「骨盤矯正」のお話をしていきます。
よく巷で聞く骨盤矯正ですが
・骨盤矯正って何?
・骨盤矯正ってカラダに良いの?
・骨盤矯正とダイエットって関係あるの?
・骨盤矯正ってなんか怖い?
良く聞くけどイマイチ分かりにくい骨盤矯正について理解を深めていきましょう!
一番イメージとしてあるのは「歪んだ骨盤をもとに戻して、不調を改善する」「骨をバキバキ鳴らして元に戻す」というものかと思います。
しかし医学的な観点から見ると「骨盤矯正」という言葉は習うことはありません。
そもそも骨盤というのは大きく動く場所ではありません。動いてもmmの世界。動いているときには実は別の場所が動いていたりします。
これが医学的に見た実態です。
骨盤が正しいとされている位置は
・お腹の下あたりにある突起とお臍の両端にある突起が同じ高さにある
・仰向けの状態で両脇の突起とお腹の下にある骨(恥骨)を結ぶ三角形が床と平行
・仰向けになった時腰と床の間に指1本分程度の隙間がある
この辺りが目安になってきます。
今まで病院やスポーツジムで働いた私の主観になりますが
骨盤の歪みは誰にでもあり、完璧に左右対照の人はいません。
だから
「骨盤は左右対照でないといけない」
と考える必要はありません。
そもそも人間は内臓の位置を見ても左右対照にはなっていないからです。
実際には骨盤の歪み自体が痛みを引き起こす原因ではない可能性も現在では示されています。
一方では骨盤矯正をしたらカラダが楽になった。
そういう声があることも事実です。
ではなぜ骨盤矯正で楽になるのでしょうか?
まず、骨盤の周りには筋肉以外にも神経や血管など多くの組織が存在します。
その1つ1つの動きが悪くなることで痛みが出てしまうことがあります。
骨盤矯正を行うことでそれらの組織になんらかのプラスの影響が
与えられたことでカラダが楽になったと考えられます。
つまり骨盤の歪みが原因で生じる不調には、骨盤周りにある組織の動きを改善し
伸び縮みをしやすくしていくことが重要になります。
ボディメイクやダイエットでも骨盤矯正という言葉は良く使われています。
姿勢や見た目を改善するためには骨盤を整えることは非常に重要になります。
例えば骨盤の歪みが強くなると…
・骨盤が後ろに傾く→背骨が後ろに引っ張られる→猫背に見えてしまう
・骨盤が前に傾く→反り腰→ももの前が張る、お尻が出っ張る
と
姿勢や見た目に大きな影響を与えることに繋がります。
骨盤を正しい位置にキープできることは姿勢の改善に必要なことになります。
今回説明したように
・骨盤矯正は医学的ではない
・骨盤はほとんど動かない
・骨盤周りの組織を動かすことで痛みが楽になる
・骨盤を整えることは姿勢を改善するのに重要
ということがわかっています。
Sピラティススタイルでは骨盤周囲にある筋肉や神経といった組織を
伸び縮みさせることで動きやすい骨盤を作り出すことを目的に
ピラティスでセッションを行なっていきます。
そして骨盤周りにはたくさんの筋肉があります。
マシンピラティスでこれらを丁寧に伸び縮みできるしなやかな筋肉を作っていきます。
カラダの不調が骨盤にあるかもしれない・・・。と感じている方は
ぜひ守谷市のSピラティススタイルにお越しください。