猫背を治したいから背筋を鍛える・・・
それで本当に良いのでしょうか?

猫背が気になると、

「背筋が弱いからだ」
「筋トレをすれば改善する」

と考えてしまうかと思います。

もちろん背筋の筋力低下も原因の一つです。

しかし、実際の現場では背筋だけを鍛えても猫背が改善しない方を数多く見てきました。

なぜなら、猫背の原因は背中だけではないからです。

今回は猫背改善のために知っておきたい3つの原因について解説します。

猫背の原因①股関節が前にズレる「スウェイバック姿勢」

猫背の方に非常に多いのがスウェイバック姿勢です。

スウェイバックとは、

股関節が前方へずれ、
上半身が後ろへ寄りかかるような立ち方です。

身体はバランスを取ろうとして、

・骨盤が前へ
・胸郭が後ろへ
・背中が丸くなる

という状態になります。

この場合、いくら背筋を鍛えても根本的な改善にはつながりません。

まずは股関節や骨盤の位置を整えることが重要です。

猫背の原因②頭が前に出る「ヘッドフォワード」

スマホやパソコン作業が多い方に見られるのがフォワードヘッド姿勢です。

耳の位置が肩より前に出ることで、

首の筋肉
肩の筋肉

に大きな負担がかかります。

頭は約5kgあります。

その重さを前方で支え続けることで首や肩が緊張し、結果として猫背が強くなります。

下の論文では「成人ではヘッドフォワード姿勢(FHP)が強いほど頸部痛が多い」ということがまとめられています。

猫背の原因③上腕二頭筋の硬さ

意外かもしれませんが、

猫背に大きく関係する筋肉の一つが上腕二頭筋です。

上腕二頭筋は一般的に「力こぶ」と呼ばれる筋肉です。

この筋肉は肩甲骨から始まり前腕につながっています

つまり、

上腕二頭筋が硬くなる

肩甲骨が前へ引っ張られる

巻き肩・猫背になる

という流れが起こります。

デスクワークの人に猫背が多い理由

デスクワーク中は

・肘が曲がった状態
・肩が前に出た状態
・背中が丸まった状態

が長時間続きます。

その結果、

上腕二頭筋が短縮し、
肩甲骨の動きが悪くなります。

特に

・パソコン作業
・スマホ操作
・事務職

の方は注意が必要です。

上腕二頭筋が原因の猫背セルフチェック

次の項目に当てはまる方は要注意です。

□ 猫背が気になる
□ 巻き肩と言われる
□ 肘が少し曲がっている
□ デスクワークが多い
□ 腕を後ろへ引くと突っ張る

当てはまる方は上腕二頭筋の柔軟性低下が関係している可能性があります。

 


 

猫背改善におすすめのストレッチ

 

  1. 胸を軽く張る
  2. 肩甲骨を後ろへ寄せる
  3. 肘を伸ばしたまま腕を後ろへ引く
  4. 二の腕前面の伸び感を感じる

ポイントは腰を反らないことです。

背骨をまっすぐ保ちながら行いましょう。

まとめ

猫背改善は背筋だけを鍛えれば良いわけではありません。

猫背の原因には

・股関節
・首
・肩甲骨
・上腕二頭筋

など様々な要素が関係しています。

もし

「筋トレしているのに変わらない」
「ストレッチしても戻ってしまう」

という場合は、身体全体のバランスを見直してみましょう。

Sピラティススタイルでは姿勢を部分ではなく全身から評価し、一人ひとりに合わせた改善プログラムをご提案しています。

猫背や巻き肩でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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